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6月議会一般質問「ゆめいろワゴンバス高塚新田コースについて」

【質問】

 交通の空白地域や不便地域の解消のみならず、高齢者が免許を返納した後にも安心して移動できる手段を確保することは、免許返納のハードルを下げることにもつながり、ひいては地域の安心安全に結びつくことから、高塚新田の交通不便地域にコミュニティバスを走らせることを主目的に「東部地区にコミュニティバスを走らせる会」が、令和4年4月5日に発足され、4年と少し経過をいたしました。

 この間、本市交通政策課との幾度にもおける会合を行い、ルートの選定、バス停の設置場所、運賃など、時には希望通りにいかないこともありましたが、その都度、納得いくまでしっかりと話し合って、事業を前に進めてまいりました。

そうした中、需要調査を経て、令和7年度当初予算で念願でありました実証運行開始に向けた予算が計上されました。予算計上まで至ることができた背景には、ルート選定やバス停など、地域や地権者をよく知る「東部地区にコミュニティバスを走らせる会」会長や地区長のご尽力をはじめ、会員一人ひとりの並々ならぬ熱意があったことは言うまでもありませんが、市民の思いに対して適切にご対応いただいた交通政策課職員の皆様に感謝の念を申し添えさせていただきます。

 しかし、物事というのは何事も思い通りには進まないのが常で、令和7年12月議会において実証運行開始に向けたスケジュールを確認した私の一般質問へのご答弁で、「使用を予定している車両において、メーカー側の事情による一時的な生産停止等が生じ、受注開始も当初の予定より大幅に遅れ、示された納車時期も、令和8年の2月以降という幅のある見通しとなっていて、さらなる遅延の可能性も否定できないが、令和7年12月時点でメーカー側から令和8年5月末の納車を見込んでいると説明を受けるにとどまっている」との説明をいただきました。

 「東部地区にコミュニティバスを走らせる会」会員の顔に落胆の表情が浮かび上がったのは言うまでもありませんが、ここに至るまでの実績を考えますとそう簡単に信頼関係が崩れるものでもありませんし、ご答弁におきましても、地域の思いを強く認識していただいた上で、「納車時期が確定次第、できる限り早期に実証運行が開始できるよう、速やかにスケジュールを取りまとめる」約束をしていただきました。

 

そこでお伺いいたします。実証運行開始に向けての具体的な時期など、現在の進捗状況と今後のスケジュールを改めてお示しください。

【答弁】

 進捗状況と今後のスケジュールでございますが、長らくお待たせしておりました車両の納車につきましては、令和8年4月末にメーカーより連絡があり、5月末の納車が確定いたしました。

 その後、速やかに関係者間で協議を行い、実証運行開始までのスケジュールを共有いたしました。現在は事業用車両に必要な機器の取り付けおよびラッピングを行っております。

 7月には運行事業者である京成タクシーウエスト株式会社へ車両が到着し、試走を実施するとともに、バス停の設置を行う予定です。これらの準備を経て、8月2日(日曜日)に東松戸中央公園にて実証開始セレモニーを実施し、翌8月3日(月曜日)から運行を開始する予定でございます。

 また、実証運行開始に向けた準備と併せて周知・啓発活動も行ってまいります。市と地域組織で協力し市ホームページへの掲載や沿線施設へのポスター掲示、地域住民への周知などを行ってまいります。

 本コースにおける実証運行の実現に当たりましては、議員ご案内のとおり、地域組織の皆様に地域主体の取り組みとしての役割や事業の趣旨をご理解いただき、市と連携し進めていただいたことが円滑な事業推進に繋がったものと認識しております。

 実証運行開始後につきましては、一定期間の運行データが取得できる段階で調査・分析を行い、利用実態の把握に努めてまいります。安定的な運行が可能であると判断できましたら速やかに本格運行への移行を予定しております。  

 また、採算性や利用状況を含め持続可能性に課題があると認められる場合には、市・地域組織・運行事業者の3者で運行内容の見直しや改善に加え、事業の可否について検討してまいります。

 

市といたしましては、地域の移動手段の確保に向け、安定的な公共交通の実現を目指し引き続き取り組んでまいります。

【要望】

 「東部地区にコミュニティバスを走らせる会」が発足してから4年と少し経過いたしましたが、いよいよ実証運行を開始する具体的なスケジュールをお示しいただき、会員の一人として素直にうれしい気持ちが込み上げてくるとともに、今後の本格運行に向け、「東部地区にコミュニティバスを走らせる会」といたしましても、より多くの市民の皆様にご利用していただけるよう地域への周知や課題抽出に努めてまいります。

 

 この場をお借りいたしまして、関わっていただきました関係各所の皆様に改めてお礼を申し上げます。